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PG-12で思い出した

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「ラブ・アクチュアリー」

<公開時コピー>
19人が織り成すそれぞれの愛のカタチ~それはあなたの物語(ストーリー)


2003年/イギリス

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イギリスが舞台の映画。
イギリスが舞台の映画っていうと、『リトル・ダンサー』『ブラス!』『フル・モンティ』といった炭鉱ストの時代の映画を思い出したので、「今のイギリスって、景気いいのね」っていうのが、第一の感想。

なんか登場人物が多すぎて、整理するのがたいへんだった。
アンサンブル形式になっているこの映画。こじんまりしているというか、個人的には個々のエピソードをもう少していねいに描いてほしかったな。
だけど、甘々のお話でもない。

ヒュー・グラント演じる英国大統領(デヴィッド)が、米国大統領にけんかを売るシーン。なかなかかっこよかった。小泉首相(当時)もがんばってほしいもんだ。そして、歌に合わせての妙な(?)ダンス。おもしろかった。
ナタリーの家を探しに一軒一軒ドアをたたくデヴィッド。子どもたちに聖歌隊と間違われて歌を歌うシーン。やさしい人なんだなって思った。

サラがカールに家まで送ってもらって、「1秒だけ待って」と言ってめちゃくちゃ喜ぶシーン。その気持ち、よくわかる。だから余計に、この二人の結末がはっきりしないのがなんか納得いかない。
サラ役のローラ・リニー。『ライフ・オブ・デビッド・ゲイル』『ミスティック・リバー』に出演してたのを思い出した。

老いぼれロック歌手ビリー。けっこう楽しかった。
ローワン・アトキンソン。なかなかおいしい役どころだった。
ジョアンナ。歯(乳歯)が抜けているのが、かわいかった。
サム。以前入院していた男の子に似てる。

まあ、クリスマス・ファンタジーということで。
日本じゃバレンタインを意識してこの時期に上映したんだろうけど、やっぱりクリスマスの頃に上映してほしかったな。
クリスマスは恋人たちだけのものではない。
愛する人と、愛する家族と、心穏やかに過ごしたいもんです。


<追記>
ぢつはPG-12なこの作品。あのシーンがあったからだと思うんですけどね。
ちなみに『クローズ ZERO』もPG-12。



鑑賞日:2004年2月27日
by blue-umiusagi | 2008-02-11 00:11 | 映画雑感
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