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「SHIROH」

早く書かないと忘れそうだ。

舞台は九州・島原。背景は、歴史で習った島原の乱。
「天草四郎」「隠れキリシタン」くらいしかキーワードが思いつかない。そして、あと「魔界転生」かな(いや、ちょっと違うだろう、ぢぶん)。

今回、「中川晃教」という存在を初めて知りました。
ひとこと、すてき(はあと)。
ほんと、「神の声を持つ少年」でした。歌で語ってました。

上川さんも、すてきです。テレビでは、よくチェックしてるけど、舞台を観るのは初めて。カーテンコールでは、なかなかおちゃめさんでした。上川さんとなら“一緒に畑を耕したい”と、まじで思ってしまいました(やっぱり、おばか)。



実在の人物と架空の人物である「SHIROH」は、何者だったのでしょう。
仲間たちをまるちりへ“導こう”としたシローと、仲間たちをまるちりから“逃れさせよう”とした四郎。
「37000の命、貴様にくれてやる!」と叫ぶシロー。
「神はそんなことは、望んでいない!」と叫ぶ四郎。
印象に残るセリフです。

舞台の両端に、テレビモニターが設置されており、開演前から、現在(たぶん東京の群集)が映っていました。
あと、イラク戦争なのでしょうか。舞台シーンに合わせて、戦火とシュプレヒコールをとなえる人々が、映っていました。

お蜜さんの衣装。明菜ちゃんの「DESIRE」を思い出してしまいました。
中川くんが言ってた(パンフレットに書いてあった)けど、SHIROHの衣装は、ほんと聖闘士星矢みたいだったし、かっちゃん&しげちゃんの衣装は、なぜかセーラームーンを連想してしまいました。

杏子さんの低音の歌声、すてきです。

シローとお蜜さんの愛は、おねえちゃんとおとうと、っていう感じがしました。

ラストの挨拶で、高橋由美子さん(寿庵)は、ペコッっておじぎしたけど、お密さん(秋山菜津子さん)は、着物の裾を持ち上げ腰をおとして挨拶をしました。挨拶に、それぞれのキャラクターが出てますね。

甚兵衛さん。
ひっかけ橋から、飛び込むのはやめてください!
あぶないですよ。



あれから、368年。
現世に、はらいそを見出せそうですか?
それとも、いんへるのしか、感じられませんか?
by blue-umiusagi | 2005-01-14 02:28 | 演劇雑感
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