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牛が主役

牛が主役_c0020452_13205523.jpg「牛の鈴音」

<公開時コピー>
その老いぼれ牛は、お爺さんと一緒に30年も働きつづけた。


<STORY>
農家を営む79歳のチェ爺さんには、長年一緒に働いてきた耕作用の牛がいる。牛の寿命は15年というのに、この牛は40年も生きている。しかし最近はそれも限界。獣医は「そろそろ寿命だ」とチェ爺さんに告げる。チェ爺さんはお婆さんと二人暮らしだが、農作業を休む事はない。苦労は絶えず、お婆さんのグチも尽きない。「牛を売って隠居したら」と子供たちは言うがお爺さんは答えない。お爺さんは、このままの生活が一番なのだ。


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夜勤明けで観にいった作品。そこそこ落ち着いていたのだが、やっぱり一瞬落ちてしまった(と思われる)。

過疎化・核家族化・高齢化…、いろんな背景があるが、無口なじいさんと文句言いのばあさんと平均寿命を大幅に過ぎた牛の日常を描いたシンプルなドキュメンタリー。

なんだかんだ言いながらも、じいさんとばあさんからは牛への愛情が伝わってくる。
「生きることは働くこと」二人と一頭が教えてくれた。

題字は菅原文太氏。これもみどころ。


<牛の鈴音 オフィシャルサイト>
by blue-umiusagi | 2010-02-25 14:25 | 映画雑感
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