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4月に観た映画

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「リリィ、はちみつ色の秘密」

<公開時コピー>
母はやさしい人だった。
そして私を捨てた。



黒人差別が濃く残る時代をしっかりと描きつつも、重くなり過ぎていない。前向きに背筋を伸ばして生きている。
オーガスト役のクイーン・ラティファの慈愛に満ちた笑顔に癒され、ジューンが弾いていたバッハの『無伴奏チェロ組曲1番』や、木彫りの女性の像のシーンで奏でられた『アメージング・グレース』に心が落ち着いた。
リリィは成長すると共に、今まで抱えていた痛みや罪悪感を解放することができたんじゃないだろうか。
しかし、ダコダちゃん。すてきな女優さんになりましたね。彼女の等身大の繊細な演技を観せてもらった。

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「さらば、わが愛 覇王別姫」

プレミアシートで鑑賞。座り心地は快適。ニュープリントでの上映だったので色もきれいだった。
観るたびに印象の変わる作品。日本での上映権が切れたのでもうスクリーンでは観ることができないと思っていた。
陳凱歌監督は、京劇をフィルターとして文化大革命という出来事を描きたかった(知ってもらいたかった?)んじゃないだろうか、と思った。うまく表現できないけど。そして今回は、鞏俐が演じた菊仙の女の強かさがダメだった。
小四も京劇の魅力に取り付かれた一人。登場人物それぞれが、時代に翻弄されている。
そして、この作品を観る度に思うことは、「もう二度と張国栄の新作は観ることができない」ということ。

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「ジェネラル・ルージュの凱旋」

<公開時コピー>
シロか、クロか。



小児病棟のプレイルームでガリバーと呼ばれてたシーンは受けた。
医療系サスペンス娯楽映画だけど、丁寧に作られているんじゃないかな。
自殺企図を繰り返す少女のエピソード。速水先生(救急医療)ができるのは、患者を救うところまで。そのあとは田口先生(心療内科)の領域。速水先生のシレンマも感じられたし、こういうシーンが描かれていたのはうれしかった。
「取材のヘリは飛ぶのに、何故ドクターヘリは飛ばない!」というセリフは、原作どおり速水先生に言ってほしかったな。
この作品は、堺雅人ありき、でしたね。彼の笑顔は善人にも悪人にも取れる…。

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「花の生涯 梅蘭芳」

<公開時コピー>
愛を舞い、愛に散る。



鑑賞料金2000円均一・プレミアシートでの鑑賞。プレミアシートの座り心地は快適。
すべてが豪華絢爛。美しいものを見ると目の保養になる。
長い花の生涯だった。「梅蘭芳」という人物の凄さを感じた。

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「クローズZERO Ⅱ」

<公開時コピー>
負けっぱなしじゃ終わんねぇ。



ダンスィたちが暴れまくっているけど、男気を感じられるので不快感はなかった。「こんなに喧嘩ばっかししてたら、お母さん心臓がいくつあっても足りないわ!」とは思ったけどね。
主要キャストの魅力を十二分に堪能できた。鈴蘭の烏たちだけでなく鳳仙の側の人間もしっかりと描かれている。
芹沢の「うちの大将に…」というセリフ。惚れた!
拳さんのシーンにもグッときた。
だから余計に「ルカの存在はいらね」と思った。
セメダインネタとかけっこう笑えるセリフもあったけど、周りは誰も笑ってなかったのが、ちとさびしかった。
そうそう、哀川翔ってどこに出てたの?
今回初めて日本語字幕版を観た。こういう配慮が少しずつ増えてほしい。






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サイン入り



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いただいた栞

by blue-umiusagi | 2009-04-30 14:30 | 映画雑感
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